3PL(サードパーティー・ロジスティクス)とは? 物流改革となった3PLの効果をご紹介
コストの削減と品質の向上が見込める3PLですが、具体的にどんなものなのでしょうか。
2018年11月26日
そこで今回は、過去にご紹介したヤマト運輸・佐川急便・日本郵便の3社のサービスを解説した記事から大事な部分だけを抜粋。
わかりやすく、まとめてご紹介します!
「クロネコDM便」はヤマト運輸によるサービス。2015年に廃止された「クロネコメール便」に代わるサービスで、ダイレクトメールの発送におすすめです。
一方で商品の発送はできないので、ECサイトなどの事業者には不向きです。
・ポストに投函・配達
・契約は法人・個人事業主のみ
・全国一律料金
・400km以内なら翌々日までにお届け
・3辺の合計が60cm以内/最長辺34cm以内/厚さ2cm以内/重量1kg以下
・信書(手紙)の発送不可
・通販で販売しているもの、オークションの落札品など売買にかかわる商品は発送不可
・荷受人の希望をもとに出荷されるもの(サンプル品、試供品など)は発送不可
通販商品の発送が不可になったことで、多くの事業者がネコポスなどの代替サービスの利用を始めています。また代替サービスを検討するうえで、発送代行業者に委託するケースも増えてきました。
どんなサービスに切り替えるのがいいのか、サービス変更時にはどんなことを検討すればいいのかなど、詳しくはこちらを参考にしてください。
大きなカタログなどを送付する際によく利用されるのが、佐川飛脚メール便です。
3辺合計70cm以内に対応でき、A4より大きなサイズでも安価に発送することができます。
もしもさらに大きな封筒で発送したい場合は飛脚ゆうメール便がおすすめ。
縦34cm・横25cm・高さ3.5cmまでのサイズの荷物を発送できます。
・ポストに投函・配達
・3辺合計70cm以内で重量1kg以内の荷物を発送可能
・荷物ごとのバーコードで追跡確認できるから安心
・重量によりコストが決まる
(300g以内:165円、600g以内:216円、1kg以内:319円)
・配達日数の目安は3~4日
・ゲームやアクセサリーなど多様な商品を発送可能
・月ごとの支払いが可能
・商品の扱いが丁寧
サイズが大きい商品を発送する場合は、送料が重量により変わるのかサイズによって変わるのかをよく確認しましょう。
また、発送の際に事業所へ集荷をお願いできるかどうかも重要です。集荷が可能なサービスにも、1部から可能なものと一定量ないと集荷をお願いできないものがあります。
さらに、もしお客様が商品を受け取ってくれなかった場合、荷物が大きいぶん小さなものより手間がかさみます。
そういったケースにどう対応してくれるかなども確認しておきましょう。
大きなサイズになればなるほど配送コストはかさんでいきます。
また同時に、サイズが大きいぶん配送物にかかっているコストも増えるため、より丁寧に確実にお客様のもとへお届けしたいのが事業者としては当然のこと。
そのため小さなDM発送よりも、より念入りに配送方法を決めることをおすすめしています。
大きな荷物を配送したい場合は、ぜひ一度お問い合わせください。
現在別の配送サービスを利用されている場合は、どの配送方法が最適かどうか現在の料金と比較しながら説明させていただきます。
フリマアプリなどの利用者がどんどん増えている現在、安価で簡単に手続きができる発送方法がどんどん増えています。
有名なのは日本郵便のゆうパケット、そしてヤマト運輸のネコポスです。
この2つは比較されることも多く、その違いがわかりにくいことでも知られています。
・全国一律料金(厚さ1cm以内:250円、厚さ2cm以内:300円、厚さ3cm以内:350円)
・サイズは3辺合計60cm以内、長辺34cm以内
・あて名ラベルを作成するスマホアプリあり
・ポスト投函
・追跡サービス付き
・発送の翌日〜翌翌日に到着
・土日祝日含めて365日発送可能
・ヤマト運輸と契約した法人・個人事業主、ヤマト運輸と契約している個人間取引サイト(フルマアプリやオークションなど)を利用している個人のみ利用可能
・送料は法人ごとに決定(上限価格は378円)
・サイズは31.2cm以内×22.8cm以内、厚さ2.5cm以内、重さ1kg以内
・専用サイトで宛名ラベルを発行
・翌日配送
・ポスト投函
・荷物の集荷依頼も可能
ネコポスの送料は法人ごとに定められていますが、基本的にはほとんどゆうパケットと変わりません。
どちらを使うか検討するうえで、事業所が自宅から近いほうを選ぶというフリマアプリなどの利用者も多いほど。
そのためこれら2つを比較するときはコスト以外の部分で考えるのがおすすめです。
コスト以外には、以下のような点を比較してみてはいかがでしょうか。
発送元からすればそんなに重要でないことでも、商品を受け取るお客様からすると重要だということもあります。
・商品到着までのスピード
・商品の扱い方(雨の日や荷物がポストに入らない場合など)
・問い合わせがしやすいかどうか
・荷物を預けやすいか
・ラベル貼りなどの手間がどのくらい必要なのか
しかし、これらを一般事業者が細かく比較するのは至難の業。
また、どれを最優先していいのかもわかりませんよね。そんなときこそ発送代行業者の出番です。
類似ビジネスのケースなどを紹介しながら、どんな配送方法がいいのかを商品ごとに提案します。
同事業所内で、商品ごとに配送方法を使い分けることも可能です。
DMや通販サイトの商品の発送は、お客様と事業者をつなぐ大事なものです。
商品がどんなに素晴らしくても、しっかりお客様の手元に届かなければその良さを伝えることはできません。
もし配送員の態度が悪かったり商品が汚れていたりしたら、せっかくの商品が最悪のユーザー体験になってしまう可能性もあります。
配送方法をどう選ぶかは皆さんの想像以上に重要で、難しいことです。
協同新聞出版発送所にお問い合わせいただけば、発送に関するさまざまなお悩み解決のお手伝いをさせていただきます。
まだ利用するかわからない場合でも、問題ございません。
小さなことでも是非お気軽にお問い合わせください。