2019年08月29日

2019年11月22日

東京オリンピックまであと1年!今から準備するべき物流の課題とは?

2020年の東京オリンピックがいよいよ近づいてきました。ボランティアなどの人員問題や会場の周辺地域の整備などいろいろな問題がありますが、今回は物流の課題についてお話します。
160

2020年 東京オリンピック



東京オリンピックの開催期間は2020年7月24日(金)~8月9日(日)の約1ヶ月。開会式は1964年の東京オリンピックでも使われた国立競技場を再設計したオリンピックスタジアムで行われ、選手村は東京都中央区晴海に設置されます。
試合会場は主に東京都内です。また一部の試合は千葉・埼玉、伊豆、北海道などでも行われます。

東京オリンピックの会場例(東京)

・オリンピックスタジアム:開会式・閉会式、陸上競技、サッカーなど
(都営大江戸線「国立競技場駅」)
・東京体育館:卓球
(都営大江戸線「国立競技場駅」)
・国立代々木競技場:ハンドボール
(JR山手線「原宿駅」下車徒歩約5分)
・日本武道館:柔道、空手
(東京メトロ東西線・半蔵門線、都営新宿線「九段下駅(2番出口)」)

東京オリンピックの会場例(東京以外・関東)

・幕張メッセ:テコンドー、レスリング、フェンシング
(JR京葉線「海浜幕張駅」)
・さいたまスーパーアリーナ:バスケットボール
(JR京浜東北線・宇都宮線・高崎線「さいたま新都心駅」)
・釣ヶ崎海岸サーフィンビーチ:サーフィン
(JR外房線「上総一ノ宮駅」)

東京オリンピックの会場例(関東を除く)

・札幌ドーム:サッカー
(札幌市営地下鉄東豊線「福住駅」)
・宮城スタジアム:サッカー
(JR東北本線「利府駅」)
・福島あづま球場:野球、ソフトボール
(「福島駅」)

多くの交通トラブルが予想される

このように東京の会場はどれも都心に設置されていることも影響し、さまざまな交通トラブルが起きると予想されています。例えば開会式に関してはかなりの人数が一気にオリンピックスタジアム周辺に押し寄せることになるので、日頃からその近辺の青山や六本木に勤務している人からすると駅の状況は想像したくもないのではないでしょうか。
オリンピックの観客だけでなく報道陣も押し寄せるので、公共交通機関の乱れだけでなく渋滞も起きる予想です。
ということは、物流にももちろん影響が出ます。オリンピック期間は配達物がスムーズに配送されない可能性がかなり高いため、国と各社は対策を検討しています。

物流に起こりうる問題への対策



具体的にはオリンピックに際してどのような対策が行われるのでしょうか。国は渋滞対策として、首都高速道路の料金を変動させる「ロードプライシング」を導入する見込みであることを先日発表しました。午前6時~午後10時の日中はマイカーに関して首都高速道路の料金が1000円上乗せされる予定です。これによりマイカーの利用を抑えれば、オリンピック関連の物流をなるべく問題なく行えるという想定のようです。

また、2020年7月24日と7月26日にはTSM(交通システムマネジメント)が実施されます。これは混雑が想定される箇所で帰省を行うことで交通量を調整し、なるべく円滑に交通が動き続けられるようにする仕組みです。高速道路だけでなく環状七号線などの一般道でも行われる予定なので、輸送業者だけでなく多くのマイカーにも影響が出るでしょう。下記はすでに、終日閉鎖を予定しています。

・首都高 4号新宿線(上り) 外苑
・首都高 4号新宿線(下り) 外苑
・首都高 10号晴海線(下り) 晴海
・首都高 埼玉新都心線(上り) 新都心

交通状況によってはさらに多くの入り口が閉鎖される予定です。
他にもさまざまな対策が予定されています。

情報収集と準備が鍵

物流に関わる業者はこのような情報を早いうちから集めて、オリンピック期間に向けてしっかり対策を練らなければなりません。そうしなければ思わぬ混乱を生むことになります。商品がお客様にスムーズに届かないことはもちろん、混雑によってドライバーの勤務時間を管理しづらくなることも予想されます。

さまざまな状況を想定してしっかりと準備することが重要です。

2020年に向けて今から考えましょう



前述した対策は国土交通省をはじめ、日本郵政やSGホールディングスなど、国を代表する有名企業・トップの方々が考え検討しているものです。まだ現実味がわかないかもしれませんが、その下層部である我々代行業や小売、広告、宣伝などの業界が何も準備せずにオリンピック当日を待つわけにはいきません。

「オリンピックという国全体での大行事だから輸送が遅れるのは仕方がない」そんなふうに開き直るのか、その前から準備をして、特殊な状況下のなかでもより良い物流サービスを目指すのか。どちらがいいのか今から考えていきましょう。

オリンピック期間に起こりうる課題として、例えば以下のような問題が想定できます。
・オリンピック期間中に送りたいDMはいつ準備して発送すべきか?
・配送業者とはどう連携をとればいいか?
・販売する商品のお届期間について適切な設定はいつか?
・商品によっては期間中は休止する必要はないか?

・顧客からの問い合わせ窓口を増やす必要はないか?

まだあと1年近くありますが、今からの準備が時期尚早ということはありません。

まとめ



今からでもできることを考え準備しておくことは、オリンピック期間前、期間中、またその先の物流に関して大きな効果をもたらします。
トラブルが普通になると予想される状況で、良いサービスを提供できるかどうか。これは大きな課題ではありますが、同時にお客様から信頼を得られるチャンスともいえます。
オリンピックの開催まであと1年。弊社と一緒に、今から最善の対策を考えていきましょう。

上に戻る