2021年09月24日
2024年10月11日
ネコポスの使い方・使いどころ(ヤマト運輸のポスト投函宅配サービス)
この記事では安価な配送サービスの定番である「ネコポス」の特徴や料金などについて詳しく解説しています。荷物の発送でお悩みなら、ぜひ参考にしてください。
ネコポスってなに?
ネコポスはヤマト運輸の配送サービスで、商品を直接届け先のポストに投函してくれるものです。一般的なヤマト運輸の宅急便とは異なり、利用するには個人事業主または法人としてあらかじめ契約が必要になります。例外として、ヤマト運輸と契約をしているフリマアプリやオークションサイトに限っては個人でも利用可能です。
ネコポスで送れる荷物のサイズはA4サイズ(31.2cm以内×22.8cm)以内で厚さ2.5cm以内、重さは1kg以内となっています。
また、最小サイズも決められており、縦23㎝以上・横11.5㎝以上となっています。これより小さなものは送れないので注意してください。
※一部のフリマ・オークションサイトなどを利用の個人の場合は、厚さ3cmまでの対応が可能です。
ネコポスは専用の封筒や箱が指定されているわけではありません。そのため市販のA4サイズ封筒に緩衝材などを入れて配送できます。サイズや厚みが規定を満たしているか心配な場合や、封筒ではなく丈夫な箱で送りたい場合などには、ヤマト運輸のオンラインショップでネコポス用の段ボール箱が販売されているので、そちらを利用してもよいでしょう。
ネコポスの使い方、使い所
ネコポスはA4サイズ以内の小さな商品を送るのに適しています。
ネコポスを発送する際には専用の宛名ラベルを荷物に貼る必要があります。これは「ヤマトビジネスメンバーズ」であればお持ちのプリンターで宛名ラベルへの印字が可能です。専用の宛名ラベルは営業所などでもらえます。もちろんあらかじめ宛名ラベルを作成しなくても、ネコポス取扱店での印字も可能です。
荷物の発送はヤマト運輸の営業所に持ち込むか、集荷依頼をする、または駅やスーパーに設置されているPUDOステーションからも発送できます。
またヤマト運輸が提携しているフリマ・オークションサイト(メルカリ・ヤフオク!・PayPayフリマ・ラクマ)利用の場合、ファミリーマートやセブンイレブンからの発送も可能です。
ネコポスは届け先ポストへ投函されるのが基本ですが、契約をしている法人・個人事業主の場合は直営店(宅急便センター)宛てに発送することもできます。フリマ・オークションサイト利用の場合は、直営店宛てに発送することはできません。また、いずれの場合もPUDOステーションでの受け取りはできません。
ネコポスは仮に届け先のポストが満杯の場合や奥まで入りきらない場合は持ち帰られ、宅急便でいうところの不在票にあたる「ご連絡票」が投函されます。その場合は契約者かフリマ・オークションサイト利用者かを問わず直営店でも受け取りが可能になります。
ネコポスはヤマト運輸の宅急便と同じシステムで配送されています。そのため宅急便と同様に配送状況の確認や追跡が可能になっています。また、荷物の紛失・破損に対する補償が設けられており、限度額は3,000円(税込)です。
ネコポスの配送日数
ネコポスを発送してから到着までの日数は、宅急便と同様です。そのため最短で翌日には相手のポストに投函されています。郵便の場合は日曜や祝日には配達が行われませんが、ネコポスは曜日を問わず届けられるのは大きなメリットです。
なるべく早く商品を届けたい場合にはネコポスは候補の筆頭になるでしょう。
近年では商品がどれくらい早く届くかを重要視する消費者は少なくありません。多少料金が上がっても早く商品を使いたいと考える方もいるでしょう。
店舗側からしても、特に他店と同じ商品を扱っている場合には配送までのスピードが差別化につながります。配送スピードの速いネコポスで商品を送ることが、お店の売上を大きく左右するかもしれません。
ネコポスの料金
ネコポスは配送距離によって料金が変わることはなく、全国一律料金で1個あたり350円(税抜)となっています。350円(税抜)は上限の金額で、送料は数量などの諸条件に応じて契約者ごとに料金が定められるシステムとなっています。
一方で弊社、協同新聞出版発送所の配送代行サービスでは1配送250円(税抜)から承っております。送り状の出力、荷物の梱包、仕分け、配送代の支払いまでを当社がワンストップで代行しております。小ロットでの配送もお受けできますので、お気軽にご相談ください。お客様が印字されたタックラベルや宛名台紙をお預かりし、弊社にて宛名貼りや印字作業のみの代行やお客様が宛名貼りまで行われた荷物をお預かりし、仕分け以降の作業を承ることもできます。
当社では安価な配送サービスとしてネコポスだけでなく、ゆうパケットの配送代行も承っております。
ゆうパケットは日本郵便のサービスです。送れる荷物のサイズは3辺合計で60cm以内、長辺34cm以内となっています。普通郵便とは異なり、日曜や祝日であっても配送可能です。発送は郵便局でも可能ですが、あらかじめ専用の宛名シールをもらっておけば、料金分の切手を貼って街のポストに投函してもよいです。荷物は届け先のポストに入れられます。また、荷物の追跡も可能です。
ネコポスとの違いは厚みによって料金体系が設けられているところです。厚さ1cm以内なら250円、厚さ2cm以内なら310円、厚さ3cm以内なら360円(すべて税込)となっており、数量によって送料が変動することはありません。あらかじめ個人事業主や法人として契約して日本郵便と契約しておく必要はありませんし、利用方法を問わず厚さ3cmまで発送可能な点もネコポスとは異なります。
弊社、協同新聞出版発送所の配送代行サービスではゆうパケットは1配送220円(税抜)から承っております
ネコポスとゆうパケットのどちらを選べばよいかは、お客様のご利用シーンによって異なります。弊社では細かな違いについても分かりやすく説明させていただき、お客様に最適な方法をご提案いたします。ぜひお問合せください。